2.富士ビル

富士製鐵ビル

富士製鐵ビルディング

馬場先通りに面していた仲7号館と仲5号館の敷地をまとめて建てられた大きなビル。早くから、八幡製鐵と合併する前の富士製鐵が入居することが決まっており、外装も入居テナントに相応しくステンレススチールを用いたので、陽光を反射して外観が七色に変化すると話題になった。1962年3月に竣工し、地上 10階・地下 4階。「丸の内総合改造計画」により、仲通りの幅をそれまでの13mから21mに拡張したが、この改造計画後すぐに建てられたビル。竣工10年後には、富士製鐵が合併し退居したためビル名も変更になった。