6.大手町ビル

大手町ビル

大手町ビルディング

神武景気の好況を背景にオフィス需要が一段と高まってきた1956年に着工して1958年4月竣工。約3,000坪の土地に、地下3階、地上9階、延床面積は3万3,660坪、東京ドームになる前の後楽園球場2つがすっぽり収まる軍艦のような巨大ビルが完成した。東西に200mと細長い形状をとっているのが特徴で、中庭から採光する方式はロスが多いため、エレベーターなどを建物の中央部に集めるアメリカ式のコアシステムを採用している。また、日本で初めて全館冷房を採用したビルでもある。