4.新丸ビル

新丸の内ビルヂング

完成間近の新丸ビルとオリンピックの装飾を施した丸ビルと新丸ビル

東京館という名称で1934年に着工されたが、日中戦争の影響で工事を中止。第二次世界大戦中は完成していた基礎部分は防火用貯水池として、戦後すぐは復興用資材の貯木場として使われていた。新丸ビルは東京ビル、永楽ビルの工事と並行して行われ、1951年に着工し、1952年11月に竣工。戦後復興の象徴的な建物といえる。
地上8階、地下2階で、地下にはテナントが会議や催時に使うことができる「丸ノ内ホール」が設けられ、丸ビル同様低層部はショッピングモールとして一般に開放した。1998年から始まった、いわゆる丸の内マンハッタン計画により2007年4月に新丸ノ内ビルヂングが竣工。