2.新東京ビル

仲8号館(12号館)、東7号館別館、三菱21号館、
東7号館、仲6号館7号、5号

仲8号館は1945年12月に接収されてエコノミック・リサーチ・ビルとして使用され、1949年7月に外国商社への貸事務所とすることを条件に接収が解除された。以降、1952年まで通産省所管外国商社事務所として使用された。東7号館別館(丸之内会館)は米報道機関(プレスクラブ)宿舎に、仲6号館7号、5号はそれぞれ有楽ホテルと仲ホテル従業員宿舎になった。また東7号館は、別館接収から3ヵ月後の1946年4月に接収され、診療所・医学総合研究所として使われた。一方、三菱21号館はソ連軍宿舎となり、ソ連軍引き上げ後も1956年まで戦史編集部、沖縄基地建設設計部関係などに使用されていた。

三菱21号館、改修工事後の仲6号館、改修工事前(戦後)の仲6号館