11.明治生命館

明治生命館

大正天皇奉卓

明治生命は1881年(明治14年)7月に日本で最初の近代的生命保険会社として創業し、1895年(明治28年)には曾禰達蔵の設計による三菱二号館に移転。昭和に入り新社屋の計画がもちあがり、当初は三菱第二号館の隣接地に建設する予定だったが、広い面積を使ったダイナミックな建物の必要性から三菱第二号館を解体して建設。3年7ヵ月の歳月をかけ1934年に竣工。古典主義様式の最高傑作で日本の様式建築の最高峰として高く評価され、1997年(平成9年)5月には重要文化財に指定されている。