9.丸の内パークビル/三菱一号館

八重洲ビルヂング

もともと1891年(明治24年)に建てられた三菱の建築を担当する部門であった「丸ノ内建築所」の事務所だったところに、1928年(昭和3年)3月に建てられたのが八重洲ビル。1962年に「丸ノ内八重洲ビルヂング」と改称された。外観は小松石の粗積石による基壇部を持つ3層の意匠が特徴的。2004年(平成16年)に、「丸の内再構築」の第2ステージ第1弾として、丸ノ内八重洲ビルヂング、古河ビル、三菱商事ビルの3棟を一挙に建て替えて、丸の内パークビルディングと三菱一号館を復原した三菱一号館美術館となる。

完成直後の八重洲ビル全景_01