2.東京駅

司法省

廃藩置県後に、岡山藩池田家の中屋敷跡(現東京駅)に司法省がおかれ、その後この司法省が霞ヶ関へ移転した後、この地に中央停車場が設けられる。なお、現存する煉瓦づくり3階建ての法務省旧本館(旧司法省)は、霞ヶ関へ移転後に建てられたもの。当時の外務卿井上馨が幕末に調印した不平等条約改正のため、欧米列強に対して遜色ない首都の壮観を整えようとした「官庁集中計画」を偲ぶ遺産とされる。