46.大手町フィナンシャルシティ

庄内藩家紋

酒井左衛門尉邸(さかいさえもんのじょう)(庄内藩)

庄内藩(山形県鶴岡市)
主家は徳川四天王の一人である酒井忠次(さかい ただつぐ・1527年~1596年)。転封の多い譜代大名にあって、庄内藩酒井家は「三方領地替え」など何度となく転封の危機に晒されながらも、領民の直訴などにより転封が一度もなかった数少ない大名のひとつ。第11代藩主酒井忠篤(さかい ただずみ・1853年~1915年)は、幕末期の動乱のなかでは、譜代大名のなかでも有力な名門出身のため1863年に新徴組を預けられ江戸市中取締役に任じられる。戊辰戦争では幕府軍が敗れた後も奥羽越列藩同盟の一員として新政府軍と戦う。

庄内藩家紋