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福井藩家紋

松平越前守邸(まつだいらえちぜんのかみ)(福井藩)

福井藩(福井県東部)
藩祖は徳川家康の二男で2代将軍秀忠(ひでただ・1579年~1632年)の兄結城秀康(ゆうき ひでやす・1574年~1607年)という名門。秀康は結城姓を松平に復し、松平(越前)家を興す。第16代藩主松平春嶽(慶永)(まつだいら しゅんがく<よしなが>・1828年~1890年)は、弱冠11歳で福井藩主となる。財政基盤を盤石にすることに努め、翻訳機関洋楽所の設置や軍制改革などの藩政改革を行う。また、13代将軍家定(いえさだ・1824年~1858年)の継嗣問題では、一橋徳川家当主の慶喜を後押しするが、井伊直弼により隠居・謹慎を命じられ江戸霊岸島に幽閉される。明治維新後は明治新政府の議定、大蔵卿など要職を担った。

福井藩家紋