9.新日石ビル

鳥取藩家紋

松平相模守邸(まつだいらさがみのかみ)(鳥取藩)

鳥取藩(鳥取県全域)
1632年に突然の国替えによって備前から移ってきた池田光仲(いけだ みつなか・1630年~1693年)が鳥取藩を治めるようになり、以後、池田家の分家筋が幕末まで鳥取藩を治めることとなる。松平(鳥取池田)家は、徳川家と遠縁にあたり外様大名でありながら松平姓と葵紋が下賜され親藩に準ずる家格が与えられた。第12代藩主池田慶徳(いけだ よしのり・1837年~1877年)は徳川慶喜(とくがわ よしのぶ・1837年~1913年)の異母兄にあたり、藩の財政難などのこともあり藩主の立場にありながら廃藩置県を自ら明治政府に提案したという。

鳥取藩家紋